究極のメニュー。ファラフェルをゴールドスターと共に
イスラエルのソウルフードは、ひよこ豆から作られるコロッケで、ファラフェルと呼ばれている。
このファラフェルは、だいたい毎回、ピタパン(薄い円形のパン)に野菜と一緒に放り込まれ、サンドイッチスタイルで売られている。
値段も6〜7シェケル(1シェケル=30円ぐらい)ほどで、ビタミン、ミネラル、タンパク質、炭水化物がバランスよく摂取でき、とても美味しい。
ファラフェル単独でも十分満足できるのだが、ゴールドスターを片手に食べるとより幸せになれる。
※ゴールドスターとは、イスラエルのテンポ社が製造している大人気ビール。コーシャ(ユダヤ教の戒律に基づく食規定)の認証を受けている。
究極のメニューとタイトルには書いたけれど、イスラエルにはファラフェルより美味しい料理が正直、山ほどある。ただ、お金に余裕がない僕にとって、コスパ最強のファラフェルの存在はありがたく、敬意を払うべき食べ物なのである。ハンバーグが食べたい。
エルサレムアッサラーム
「アッサラーム」とは、アラビア語で「平安」、「こんにちは」などの意味があるらしい。たしか、ドラクエの街の名前にもあった気がする。
2014年7月21日。
クラウドファンディングサービスを運営しているイスラエルのとあるベンチャー企業を訪問すべく、オフィスがあるエルサレムへと向うこととなった。
現在住んでいるテルアビブから目的地のエルサレムまでは、バスを2回乗り継ぎして、約2時間程かかる。テルアビブのメインステーション~エルサレムのメインステーション間のバスはWifiが自由に使え、日本の夜行バス並みに快適である。
エルサレムのメインステーションにはフードコートが併設されていて、そこで「JAPAN JAPAN」なる日本食の店を発見する。
うーん、確かに巻き寿司らしき食べ物はあるのだが、それ以外は中華料理にしか見えないw
値段は、なんと51シェケル。1シェケル=約30円なので、1500円ぐらいと高すぎる。味も値段の割には微妙で、とても悲しい気持ちになった。
また、メインステーションには、懐かしの平成初期型プリクラ(15シェケル/回)と回転扉式トイレ(1シェケル/回)もあり、エンターテイメント性に溢れていた。
聖なる海とサンシャイン
EASY GO 今 燃やしてくれサンシャイン。
イエモンの懐かしい曲を聞きながら、目覚めのコーヒーを一杯。
そのまま、ベランダにあるリクライニングチェアーに腰掛けて、
PCをカタカタする。
汐の匂いとマーケットの匂いがいい具合に混じり合って、
イスラエルにいることを改めて僕に実感させてくれる。
日本を発つ前、学生時代の友人や会社の同期、お世話になった方々に
フェアウェルをしてもらい、イスラエルへの旅たちを祝って頂いた。
中には、朝早くから成田空港まで見送りに来てくれた友達もいた。
寂しい想い、切ない想い、嬉しい想い、ワクワクする想い、
いろんな想いがあるけど、僕にとって、すべて大切な想い。
皆に感謝、生きていることに感謝。
(ミサイルはとても怖いので止めてほしい、、平和を全力で希望する。)
サンシャイン、ぼくらの将来は眩しすぎて見えない。
圧倒的エキゾチシズム。圧倒的非日常。
2014年7月17日 午後10時(イスラエル時間)。
僕は今、世界で最も注目されている国の1つであるイスラエルにいる。
いるというか、住んでいる。
そして、今日でイスラエルに到着してから5日間ほど、経過している。
なぜ、イスラエルに住んでいるのか?
別に観光に来ているわけでもないし、海外赴任でもない。
目的はいたってシンプルで、世界をひっくり返すような、パラダイムシフトを起こすような、そんなイケてるサービスを産み出すためである。
実は、僕は先月末まで日本でサラーリマンとして働いていた。
スーツ着て、満員電車にも乗るし、当たり前だけど、毎日出勤していた。
うーん、今の生活とはかけ離れすぎている。
だって、伸びた髭にラフな服装で、Airbnbで借りた家の中で仕事をしているのだから。